治療後のメインテナンスのススメ

どうして定期検診を受ける必要があるの?

どうして定期検診を受ける必要があるの?

咬み合わせや歯並びを整えるために矯正治療の終了後は、定期検診を受けながらメインテナンスを継続していきましょう。甲府市の歯医者「歯ならび・矯正歯科 GOOD SMILE」では、矯正治療後のメインテナンスにもしっかりと対応させていただきますので、万が一、治療後に何か心配なことが起こった場合も安心してご来院ください。もちろん、そのような心配事が起こらないように、まずは定期的なメインテナンスをしっかりと行っていきましょう!

定期検診とメインテナンスの重要性

定期検診とメインテナンスの重要性

虫歯や歯周病の症状は治療を行うことで改善が可能ですが、そもそもの原因となっている菌は、定期的に減らす努力をしなければ、またすぐに増殖してしまいます。再発防止のために菌の数を減少させるためには、3~4カ月に一度の定期的なメインテナンスを受けることが重要です。それを裏付けるように、定期検診によってメインテナンスを受けた人と受けていない人では、虫歯・歯周病の再発率が10倍以上も違ってくるというデータもあります。

定期検診とメインテナンスの重要性

歯科先進各国比較

歯科先進各国比較

実は、日本は予防歯科に関してはほかの先進国に比べてかなり後れを取っていると言われています。たとえば、予防歯科の先進国とされる北欧のスウェーデンでは、多くの人が定期検診やメインテナンスのために歯科医院へ積極的に通い、歯を守ることに努めています。

定期検診の習慣と残存歯数

日本では「痛くなったら歯医者に行く」という人も多いですが、予防歯科の先進国と言われるスウェーデンでは違います。多くの人が積極的に歯科医院へ足を運び、定期検診やメインテナンスを受けているそうです。そして、そんなスウェーデンでは、80歳になった時点での残存歯数の平均がなんと約20本。対する日本の80歳での平均残存歯数は、残念ながらわずか約8本しかありません。

国名

スウェーデン

スウェーデン

アメリカ

アメリカ

イギリス

イギリス

日本

日本
定期検診の
習慣がある
人の割合
約90% 約80% 約70% 約2%
80歳時点の
平均
残存歯数
約20本 約17本 約15本 約8本

せっかく歯並びが治っても、削った歯は戻りません

せっかく歯並びが治っても、削った歯は戻りません

矯正治療で美しい歯並びや正しい咬み合わせを手に入れるのは、大変なことです。患者様にとって肉体的・精神的なご負担はどうしても避けられません。お金も時間もかかります。そうして苦労してせっかく歯並びを治しても……そのあと虫歯ができてしまっては、元も子もありません。一度削ってしまった歯を元に戻すことはできませんので、当院では矯正治療のあとも定期的にメインテナンスに通っていただき、ケアや指導を受けていただくことをおつつめしております。

話題の健康管理法、口内細菌管理とは

バクテリアセラピー

歯ならび・矯正歯科 GOOD SMILEでは、歯並びを整えるだけではなく、その後も健康的な生活を営んでいただけるよう、話題の健康管理法「バクテリアセラピー」に目をつけました。口腔内には耳かき一杯分の中に、常に数億個単位で細菌が生息しています。この中には有害な細菌も多く含まれており、近年の研究では、生活習慣病(糖尿病・高血圧など)をはじめ、心疾患にも関係することが分かってきています。高齢者医療においては、介護の現場を困らせる疾患や、誤嚥性肺炎・下痢や便秘を口腔内細菌を健常に管理することで、予防・改善できることが分かってきています。虫歯や歯周病はもちろん、各疾患の予防が簡単にできる。それが、当院が導入した「プロデンティス」です。

先進バイオテクノロジーの新たな形「バクテリアセラピー」

バクテリアセラピーとは、ノーベル生理学・医学賞の審査本部があるスウェーデンのカロリンスカ医科大学が中心となって開発した、最先端の予防医療技術です。研究によって解明された、善玉菌(プロバイオティクス)により、口腔内の細菌のバランスを管理することができるというものです。現在、世界63の国と地域の医療機関が導入し、健康維持・安全性が高く評価されています。

予防医学の先進国スウェーデンより―「プロデンティス」導入

せっかく歯並びが治っても、削った歯は戻りません

プロデンティスは、母乳由来の天然プロバイオティクス「L.ロイテリ菌」を生菌のまま製品化したもので、老若男女問わず、赤ちゃんや妊娠中の方、治療を受けている方など、どなたでも「安心かつ安全」で「簡単」にバクテリアセラピーを始められる、効果的な予防法と言えます。

L.ロイテリ菌は胃酸や消化酵素への耐性があり、優れた定着性があるなど、プロバイオティクスとして望ましい特性をすべて兼ね備えています。また、消化管内や口腔内において、善玉菌と悪玉菌のバランスに大きく影響を与えることが研究により確認されています。

L.ロイテリ菌は、実は乳酸菌の一種で、体重増加抑制効果も期待できる、「脂を食べる乳酸菌」として一目置かれています。実際に、ラットに栄養価の高い餌を食べさせるとき、ロイテリ菌を一緒に摂ると体重の増加を23%まで抑制したというデータもあります。このような効果を持つ乳酸菌は、単にヨーグルト等の市販の乳製品な乳酸菌飲料や食品では、しっかりと摂取できなかったり、余分な糖分や脂質を摂取してしまいがちなので、虫歯や歯周病の原因になってしまうかもしれません。しっかりとしたバクテリアセラピーによる予防をご希望の方は、一度ご相談ください。

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